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花とお菓子の歳時記
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花とお菓子の歳時記
 
1月 2月 3月 4月 5月 6月
7月 8月 9月 10月 11月 12月
 
1月/睦月
 
牡丹 [冬牡丹]
「立てば芍薬、座れば牡丹…」と美人の形容にもされるほどの牡丹は、もともと暖かい春に咲く花。中国原産の落葉低木で数百の園芸種があります。変種の冬牡丹は寒牡丹とも言われ、春に作られる予定の花芽を摘んで、秋にできるつぼみを冬に開花させます。昔雪国のこどもがかぶったわら帽子そっくりの霜よけ屋根をかぶせられ、その中で美しく咲く姿は真冬ならではの風情があります。
●花言葉・・・王者の風格、天才
 
■正月・・・・・・農耕民族だった日本人の正月は、米作りの神である“トシの神”に、
 豊作を願うという意味があります。
■鏡開き・・・・・正月に神棚などに供えた鏡餅を1月11日に下げ、刃物を使わずに
 手で割り、雑煮や汁粉にして食べます。
■初釜・・・・・・茶道で新年最初に行う茶事で、先生に対する弟子の年始のあいさつや
 稽古始めの意味もあります。
■成人式・・・・・・男子が成人となった証として行っていた日本古来の儀式
 「元服(げんぷく)」が由来といわれています。
 
 
2月/如月
 
梅 [梅]
松竹梅のひとつで、昔からめでたい花木としても親しまれている梅。原産地の中国では国花となっていますが、観賞されることもあまりなく果実も食品としてはあまり重視されていません。逆に日本では、昭和初期に桜と梅のどちらを日本の国花にするかでもめたほど日本人の心に残る花。「万葉集」では萩に次いで多く詠まれ、貴族や上流の知識階級では、桜より好まれていました。
●花言葉・・・忠実、独立、高潔、忠義、澄んだ心
 
■節分・・・・・・節分と言えば豆まき。その昔、下級の精霊たちを供応するために
 神社などの周囲に米をまいたのが始まりといわれます。
■バレンタインデー・・・・・チョコレートを贈る習慣は日本で始まったもので、
 欧米では花やケーキ、カードなどを贈るのが一般的です。
■春一番・・・・・・立春後に発生する南よりの強風で、発生しない年や、
  複数回発生する年もあります。
 
 
3月/弥生
 
桃 [桃]
まだ寒さの残る季節に花びらが幾重かに重なって美しく咲く桃の花。中国原産のバラ科の落葉果樹で、食物用、観賞用のものが世界各地で栽培されています。
中国では昔から邪気を払う霊木として崇拝されていましたが、日本での歴史も古く、万葉集にも多くの歌が詠まれています。ちょうど旧暦の3月に咲き、厄除けの意味もあることから、女の子のすこやかな成長を願う桃の節句に飾ります。
●花言葉・・・あなたのとりこ、あなたに夢中、気だての良い娘
 
■ひな祭り・・・・・・今のような形式になったのは江戸時代に入ってからで、人形を川や海に流す風習が発展したものといわれます。
■ホワイトデー・・・・・ホワイトデーは、純潔の白をイメージして命名され、当初のお返しはマシュマロやキャンディが中心でした。
■利休忌・・・・・・千利休の命日は旧暦の2月28日。新暦に換算して、茶道の表千家では3月27日、裏千家では3月28日に追善茶会を催します。
 
 
4月/卯月
 
サクラ [桜]
日本人にとって最も四季を感じさせる親しみ深い花が、国花でもある桜です。
桜はバラ科、サクラ属、サクラ亜属に入る多数の変種・品種の総称で、本来、サクラという植物名はありません。しかし、サクラと言えば古くはヤマザクラ、今ではソメイヨシノを指すことが多いようです。園芸品種は300種ほどあり観賞用だけではなく、美術工芸品や食用など、様々な用途に利用されています。
●花言葉・・・高尚、純潔、優れた美人、精神美、淡白
 
■エイプリルフール・・・・・・欧米では、新聞がジョーク記事を掲載したり、TVニュースでジョークニュースを報道したりしています。
■花祭り・・・・・釈迦牟尼(お釈迦様)の誕生日といわれる、旧暦4月8日に行われる仏教の行事です。
 
 
5月/皐月
 
勝負 [菖蒲]
日本各地に自生する多年草で、初夏に円柱状をした黄緑色の花穂に、小さな花が密集して咲きます。ハナショウブと間違えられますが、ショウブはサトイモ科、ハナショウブはアヤメ科に属し、まったくの別種。葉の形が剣に似ており、名前も「尚武」に通じることから、男子の健やかな成長を願って、端午の節句には葉を束ねて軒に掛けたり、葉や根を湯に入れて入浴(菖蒲湯)する習
慣があります。
●花言葉・・・勇気
 
■端午の節句・・・・・・端午とは端五とも書き、毎月5日のことをあらわしますが、月と日が重なる5月5日を節句としています。
■母の日・・・・・5月の第2日曜日。1907年、アメリカのアンナ・ジャービス
の提唱で始まったといわれます。
■八十八夜・・・・・・立春から数えて八十八日目の5月2日頃で、茶どころでは、茶摘の最盛期を迎えます。
 
 
6月/水無月
 
紫陽花 [紫陽花]
雨の中に咲くのが最も似合う花といえばやはりアジサイ。最も一般的に見られる球状のアジサイは西洋アジサイで、日本原産のガクアジサイを品種改良したものです。花に見える部分は実はがく弁で、本来の花は中心部に目立たなく小さくついています。花が咲き始めてから落花するまで、緑色、白色、水色またと色鮮やかに変化していくことから、別名「七変化」とも呼ばれています。
●花言葉・・・高慢、ほら吹き、威張り屋、移り気
 
■父の日・・・・・・6月の第3日曜日。1910年にアメリカ・ワシントン州のJ.B.ドット夫人の提唱で始まりました。
■梅雨・・・・・雨の降る日がおよそ一ヶ月半続き、梅雨があけると日本列島に
は本格的な夏が訪れます。
 
 
7月/文月
 
朝顔 [朝顔]
「アサガオの花一時」といわれるように、夏の早朝、可憐で美しい花を咲かせるアサガオ。熱帯アジア、ヒマラヤ山麓原産で、奈良時代に中国から薬用として入ってきた説と、平安時代に遣唐使が持ち帰った説の2説があります。江戸時代に盛んに品種改良が行われ、日本で最も発達した花のひとつといわれます。開花の時期にはアサガオ市がたち、夏の風物詩となっています。
●花言葉・・・はかない恋、固い約束、愛着、愛情の絆
 
■七夕・・・・・・七夕は、古くは「棚機(たなばた)」とも表記されたので、一般的にたなばたと発音しています。
■土用の丑の日・・・・・うなぎを食べて暑い夏を乗り切ろうという風習は、江戸時代に平賀源内が発案したといわれています。
 
 
8月/葉月
 
向日葵 [向日葵]
夏の太陽の下、黄金色の明るい大きな花を堂々と咲かせるヒマワリ。北アメリカ原産で、コロンブスがヨーロッパに持ち帰り広まり、日本へは中国から伝わったといわれています。キク科の1年草で、草丈は2〜3mにもなり、大きい花になると種子は1000個近くも採れます。種子はフライパンで煎ると香ばしく、食用としても利用され、東欧ではそのための栽培も行われています。
●花言葉・・・敬慕、あこがれ、熱愛、あなたを見つめる
 
■暑中見舞い・・・・・・7月20日ごろから8月8日ごろの立秋の前日までに出し、その期間を過ぎたら「残暑見舞い」とするのが正式です。
■お盆・・・・・正式名称は「盂蘭盆会(うらぼんえ)」といい、先祖の精霊を迎え追善の供養をする期間を「お盆」と呼びます。
 
 
9月/長月
 
コスモス [コスモス]
メキシコ原産のキク科の一年草で、秋に咲き花が桜に似ていることから、渡来した当時は秋桜(あきざくら)と呼ばれていました。コスモスという名前は、ギリシア語の「調和・秩序・美」を意味する「Cosmos」に由来します。美しい花が咲き、葉や茎は細く優しげな印象を与えますが、台風などで倒されても茎の途中から根を出し、また立ち上がって花をつけるというほどの強健さがあります。
●花言葉・・・乙女の純潔、乙女の心情、真心、調和、美麗
 
■月見・・・・・・旧暦の8月15日(今の暦で9月15日頃)の満月は「中秋の名月」と呼ばれ、1年中で一番美しく明るい月とされます。
■敬老の日・・・・・老人を敬愛し長寿を祝う日。「老人の日」として定められていましたが、「敬老の日」と改称され祝日となりました。
■秋分の日・・・・・・先祖を尊び、亡くなった人をしのぶ日で、おはぎを作り、先祖へお供えします。
 
 
10月/神無月
 
菊 [菊]
春のサクラと並ぶ、日本の国花です。輝くように咲く姿には、高貴なイメージがあり、皇室の御紋章となっています。奈良時代に中国から伝わり、平安時代には重陽の節句(旧暦9月9日)に菊酒を飲み、長寿を祝いました。江戸時代には菊合せが流行し、品種の改良が盛んに行われ、現在では菊人形展や菊の花の品評会などが各地で開催されています。
●花言葉・・・明るい、誠実(白)、愛しています(赤)、思い出(黄色)
 
■体育の日・・・・・・1964年の東京オリンピックを記念し、「スポーツに親しみ、健康な心身を培う日」として1966年に祝日に制定されました。
■ハローウィーン・・・・・キリスト教の祭日のひとつである万聖祭の前夜祭で、子供たちが仮装して、家々をまわります。
 
 
11月/下
 
紅葉 [紅葉]
毎年秋になると、落葉樹の葉が赤、黄、褐色にと変化し、日本の風景を鮮やかに彩ります。モミジは「カエデ」の別名で、カエデ属の総称です。日本と中国を中心とする北半球に分布し、亜熱帯や熱帯の地域では見ることができません。
最も代表的なものが「イロハカエデ」で、京都の高雄山に多く「タカオモミジ」とも呼ばれます。庭木としても人気があり、園芸品種も数多くつくられています。
●花言葉・・・遠慮・自制・大切な思い出・秘蔵の宝
 
■文化の日・・・・・・この日は明治天皇の誕生日にあたり、戦前は「明治節」と呼ばれていました。各地で、賑やかな文化の祭典が行われます。
■七五三・・・・・こどもの成長を祝い、11月15日に、3歳、5歳、7歳のこどもが晴れ着で神社へ参拝します。
 
 
12月/師走
 
ポインセチア [ポインセチア]
鮮やかな赤と緑の組み合わせから、クリスマスの花として人気があります。1825年当時、メキシコに駐在していたアメリカ大使、ジョエル・ロバーツ・ポインセットが発見しアメリカに持ち帰ったことから、彼の功績をたたえ、ポインセチアと名づけられました。花のように見える赤い部分は、苞葉と呼ばれる花を保護するためのもので、その中心部にある黄色の粒上のものが花になります。
●花言葉・・・私の心は燃えている、祝福する
 
■クリスマス・・・・・・キリストの降誕祭で、もとは、太陽の新生を祝う「冬至の祭」が、キリスト教化されたものといわれています。
■冬至・・・・・22日頃で、かぼちゃを食べたり、ゆず湯に入ると、一年間無病息災で過ごすことができるといわれています。
■年越しそば・・・・・・そばのように細く長く生きようという意味で、江戸時代にそばを食べて年を越す習慣が生まれました。
■除夜の鐘・・・・・・人間の百八つの煩悩を破るという意味で、大晦日の夜半か
ら撞きはじめます。日本独特の習慣です。
 
 
 
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